
12月22日例会
|Posted:2017/12/22 14:16|Category : 2017-18年度例会|
◆点鐘
◆ソング
「R-O-T-A-R-Y」
◆ビジター・出席名誉会員
なし
◆ゲスト
尾﨑剛通様(紀州梅の郷救助隊)
◆会長告知・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・坂井誠治
皆さん今日は、ゲストの尾崎さんようこそいらっしゃいました。
有難う御座います。
この尾崎君とは会員の玉置昭吾君と同じく、
南高園芸科の同級生なんですが、
この男中々骨のある男で少林寺拳法もさることながら、
この梅の里救援隊隊長としては本当に頭が下がります。
国内で大きな地震災害や水害が発生した時は、
隊員の仲間を連れて、駆け付けています。
水害の後は「腐った臭いが強烈でもう行きたないわ」と言いながらも、
災害が有ると、飛んでいく訳です。
正に「ロータリーの超我の奉仕」だと思います。
いつも、「尾崎、あいつはえらいわ」と言って居ります。
尾崎君、後程の卓話を楽しみにいています。
今日は、2017年の最後の例会ですので、
皆さんに感謝の言葉を伝えたいを思います。
と、申しますのも先週の忘年家族例会で「会長の挨拶を散髪の話で終わるか?」と
ある方にきつく叱られました。
そんな事で、今日は皆さんに7月から始まった、
「今年度内閣へのご支援有難う御座いました」と御礼申し上げます。
又、ちょと早いですが、来年戌年平成30年です、
皆さんどうぞ良いお年をお迎えください。
告知を終わります。
◆幹事報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・幹事・小池正幸
1.12月25日(月)、理事役員会を行いますので、よろしくお願い致します。
【時間】19:00~
【場所】丸仁ビル
2.12月29日は休会となります。
1月5日の例会は10日の3クラブ合同初例会に変更となります。
3.例会変更なし
◆委員会報告
◎ロータリー情報委員会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・阪本仁志
第2640地区クラブ情報規定委員長会議の出席報告
【出席】阪本仁志
【日時】2017年12月10日(日)
13:30~15:30
【場所】ルミエール華月殿(和歌山市)
【内容】2016年規定審議会の改定に伴う
各クラブ細則の変更がどうなったのか。
毎年行われる決議審議会(オンライン)と
3年に一度の規定審議会(顔を合わせる)を経て、
今後のロータリーの行方について報告と討論。
◎親睦活動委員会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・薗富美子
12月14日の家族忘年会に多数ご参加いただきありがとうございました。
又奥様方にはご協力、お手伝いいただき御礼申し上げます。
***プログラム***
◆「被災後の周辺市町村の支援体制」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・紀州梅の郷救助隊 尾﨑剛通様

紀州梅の郷救助隊を立ち上げて20年以上になる。
背中に紀州と描いた上着を着て、被災地の救援に全国を回っている。
その経験から、震災に備える防災だけでなく、
被災後の現地の救援も非常に大切であると痛切に感じた。
被災した人たちはどの様に考え、何を希望しているのかを、
的確に把握することが大切である。
当地を襲うであろう南海トラフ巨大地震のシュミレーションでは、
第1波の津波が約43分で、御坊市街、美浜町を襲い、
壊滅的な打撃が予想され、更に約1時間28分後、
同じ規模の第2波がすでに浸水している地域を襲う過酷な状況が予想されている。
防災の基本的考え方として、
死ななければ良い(早く逃げること)のだが、
老人の中には「もうこの歳やから、ここで死ぬんや」と言って、
頑として逃げることを拒絶する人がいる。
東日本大震災の時に、避難介助に訪れた人の言葉に耳を貸さなかった老女がいて、
仕方がないので、救助に訪れた方は、自分の奥さんに後を託して、
他の避難救援が必要な人の処へ駆けつけたところ、
津波が予想外に早く襲い、
結局老女とその方の奥さんが津波にのまれ亡くなるという出来事があった。
後日その方はテレビのインタビューに答え、
奥さんが亡くなったことは非常に悲しく、苦しいが、
もしその時何もせず放置していたとしたら、
もっと苦しんだと思う。現実を受け入れるしかないと言っていた。
避難を拒否する人達に対する対応も考慮しておく必要がある。

南海トラフ巨大地震では、御坊市、美浜町の大半が被災し、多くの被災民が発生する。
しかし日高川町は地震被害は予想されても、津波被害には遭わない。
被災した御坊市、美浜町の人々を受け入れられるのは日高川町の人たちなので、
今から準備しておいて欲しい。日高川町へ出向き、その様な話をするのだが、
意識が高いのは特定の人だけで、周辺の人々の関心は未だ薄い様に感じられる。
震災後の復興の早い地域には、
例外なく強力なリーダーシップを持った方がおられる。
東日本大震災の時、ある地域でMさんという方が、
震災直後、住宅の被災状況を見て、余震による倒壊が予想されたため、
植えたばかりのトマトの苗を引き抜き、
その土地に避難用のハウス建てるよう指示した。
自分の所有物ではない畑ではあったが、
強いリーダーシップがあったからこそ可能なことであった。
そのハウスのおかげで地域の人々は余震の被害に遭うことが避けられたそうである。
又ある地域では強引と思える程のリーダーシップを発揮し、
それが地域の早い復興につながったSさんという公民館長の例も見聞した。
その強引さも、日頃の地域での活動の中で培われた信頼感があったからだろうと思う。
印南原に住む坂井誠治会長には、
御坊市、美浜町の住民の方々が被災した場合には、
是非強いリーダーシップを発揮して欲しい。
明日来てもおかしくない大震災に対し、
ロータリーの方々には、ロータリー精神に則り、
日頃の地域活動の中で信頼関係を築き、
その備えをしておいて欲しい。
◆ソング
「R-O-T-A-R-Y」
◆ビジター・出席名誉会員
なし
◆ゲスト
尾﨑剛通様(紀州梅の郷救助隊)
◆会長告知・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・坂井誠治
皆さん今日は、ゲストの尾崎さんようこそいらっしゃいました。
有難う御座います。
この尾崎君とは会員の玉置昭吾君と同じく、
南高園芸科の同級生なんですが、
この男中々骨のある男で少林寺拳法もさることながら、
この梅の里救援隊隊長としては本当に頭が下がります。
国内で大きな地震災害や水害が発生した時は、
隊員の仲間を連れて、駆け付けています。
水害の後は「腐った臭いが強烈でもう行きたないわ」と言いながらも、
災害が有ると、飛んでいく訳です。
正に「ロータリーの超我の奉仕」だと思います。
いつも、「尾崎、あいつはえらいわ」と言って居ります。
尾崎君、後程の卓話を楽しみにいています。
今日は、2017年の最後の例会ですので、
皆さんに感謝の言葉を伝えたいを思います。
と、申しますのも先週の忘年家族例会で「会長の挨拶を散髪の話で終わるか?」と
ある方にきつく叱られました。
そんな事で、今日は皆さんに7月から始まった、
「今年度内閣へのご支援有難う御座いました」と御礼申し上げます。
又、ちょと早いですが、来年戌年平成30年です、
皆さんどうぞ良いお年をお迎えください。
告知を終わります。
◆幹事報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・幹事・小池正幸
1.12月25日(月)、理事役員会を行いますので、よろしくお願い致します。
【時間】19:00~
【場所】丸仁ビル
2.12月29日は休会となります。
1月5日の例会は10日の3クラブ合同初例会に変更となります。
3.例会変更なし
◆委員会報告
◎ロータリー情報委員会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・阪本仁志
第2640地区クラブ情報規定委員長会議の出席報告
【出席】阪本仁志
【日時】2017年12月10日(日)
13:30~15:30
【場所】ルミエール華月殿(和歌山市)
【内容】2016年規定審議会の改定に伴う
各クラブ細則の変更がどうなったのか。
毎年行われる決議審議会(オンライン)と
3年に一度の規定審議会(顔を合わせる)を経て、
今後のロータリーの行方について報告と討論。
◎親睦活動委員会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・薗富美子
12月14日の家族忘年会に多数ご参加いただきありがとうございました。
又奥様方にはご協力、お手伝いいただき御礼申し上げます。
***プログラム***
◆「被災後の周辺市町村の支援体制」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・紀州梅の郷救助隊 尾﨑剛通様

紀州梅の郷救助隊を立ち上げて20年以上になる。
背中に紀州と描いた上着を着て、被災地の救援に全国を回っている。
その経験から、震災に備える防災だけでなく、
被災後の現地の救援も非常に大切であると痛切に感じた。
被災した人たちはどの様に考え、何を希望しているのかを、
的確に把握することが大切である。
当地を襲うであろう南海トラフ巨大地震のシュミレーションでは、
第1波の津波が約43分で、御坊市街、美浜町を襲い、
壊滅的な打撃が予想され、更に約1時間28分後、
同じ規模の第2波がすでに浸水している地域を襲う過酷な状況が予想されている。
防災の基本的考え方として、
死ななければ良い(早く逃げること)のだが、
老人の中には「もうこの歳やから、ここで死ぬんや」と言って、
頑として逃げることを拒絶する人がいる。
東日本大震災の時に、避難介助に訪れた人の言葉に耳を貸さなかった老女がいて、
仕方がないので、救助に訪れた方は、自分の奥さんに後を託して、
他の避難救援が必要な人の処へ駆けつけたところ、
津波が予想外に早く襲い、
結局老女とその方の奥さんが津波にのまれ亡くなるという出来事があった。
後日その方はテレビのインタビューに答え、
奥さんが亡くなったことは非常に悲しく、苦しいが、
もしその時何もせず放置していたとしたら、
もっと苦しんだと思う。現実を受け入れるしかないと言っていた。
避難を拒否する人達に対する対応も考慮しておく必要がある。

南海トラフ巨大地震では、御坊市、美浜町の大半が被災し、多くの被災民が発生する。
しかし日高川町は地震被害は予想されても、津波被害には遭わない。
被災した御坊市、美浜町の人々を受け入れられるのは日高川町の人たちなので、
今から準備しておいて欲しい。日高川町へ出向き、その様な話をするのだが、
意識が高いのは特定の人だけで、周辺の人々の関心は未だ薄い様に感じられる。
震災後の復興の早い地域には、
例外なく強力なリーダーシップを持った方がおられる。
東日本大震災の時、ある地域でMさんという方が、
震災直後、住宅の被災状況を見て、余震による倒壊が予想されたため、
植えたばかりのトマトの苗を引き抜き、
その土地に避難用のハウス建てるよう指示した。
自分の所有物ではない畑ではあったが、
強いリーダーシップがあったからこそ可能なことであった。
そのハウスのおかげで地域の人々は余震の被害に遭うことが避けられたそうである。
又ある地域では強引と思える程のリーダーシップを発揮し、
それが地域の早い復興につながったSさんという公民館長の例も見聞した。
その強引さも、日頃の地域での活動の中で培われた信頼感があったからだろうと思う。
印南原に住む坂井誠治会長には、
御坊市、美浜町の住民の方々が被災した場合には、
是非強いリーダーシップを発揮して欲しい。
明日来てもおかしくない大震災に対し、
ロータリーの方々には、ロータリー精神に則り、
日頃の地域活動の中で信頼関係を築き、
その備えをしておいて欲しい。
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